ベトナム製造拠点にてPPAモデル活用した太陽光発電設備を導入

2023年07月27日

SWCC株式会社

ベトナム製造拠点にてPPAモデル活用した太陽光発電設備を導入

 SWCC株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:長谷川 隆代、以下、当社)のベトナム現地法人SWCC SHOWA(VIETNAM)CO., LTD.(以下、SVC)は脱炭素社会に向けた取り組みの一環として、首都ハノイ近郊にある自社工場にPPAモデルによる太陽光発電設備を導入、7月17日より稼働しました。再生可能エネルギーの地産地消により、年間CO₂排出量の削減が期待されます。

太陽光発電設備を導入したSVCの工場

太陽光発電設備を導入したSVCの工場

太陽光発電設備を導入したSVCの工場

 PPAモデルは「Power Purchase Agreement(電力販売契約)モデル」の略で、PPA事業者が企業側の敷地に太陽光発電設備を無償で設置し、発電した電力を企業側が購入するビジネスモデルです。同モデルの採用により、企業は設備における初期投資や設備の維持・管理が少ないという利点があります。今回、現地のPPA事業者がSVCの工場の屋上総面積の約7割を利用して太陽光パネル1,120枚(出力550W/枚)を設置し、発電した電力をSVCで購入、自家消費する契約を締結しました。年間発電量約67万kWhの電力供給が可能で、工場の年間電気使用量の1割を賄う見込みです。これにより、年間CO₂排出量も約500㌧削減することが期待されます。設備のメンテナンス等は同事業者が2048年4月までの25年間行います。
 SWCCグループでは持続可能な社会づくりを目指して、2050年度環境負荷ゼロをキーワードに、長期ビジョンおよび2030年度目標を掲げています。社会インフラを支える企業として、CO₂排出量削減については1993年度から環境自主行動計画の策定を開始し、これまで50%以上を削減してまいりました。PPAモデルは2021年の当社愛知工場(愛知県豊川市)での導入を皮切りに、中国連結子会社の嘉興昭和機電有限公司(浙江省嘉興市)で導入しており、今回のSVCは3拠点目となります。

 今後、他の製造拠点でのPPAモデルの展開を予定しており、こうした温室効果ガス排出抑制への積極的な取り組みを通じて、グループ一丸で脱炭素社会の実現に貢献してまいります。

▉ 参考

以上

【本件に関するお問合わせ先】

SWCC株式会社 
人事総務部 広報グループ
TEL:044-223-0530

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