CEOメッセージ

CEO 副社長執行役員

Transformation for Growth 変革によるあらたな成長ステージへ

 SWCCグループは今年度、創立90周年という大きな節目を迎えました。長きに渡り、電線・ケーブルの製造・販売を通じて「電気」や「通信」が「あたりまえ」にある暮らしを支え、豊かな社会インフラの発展に貢献する企業として、持続的な成長を目指してまいりました。ステークホルダーの皆さまには、日頃より当社事業に対するご理解とご支援を賜り、心より感謝申し上げます。

 2036年に迎える100年企業としてのありたい姿は、「エネルギーとデジタルの未来を創るグローバル・ソリューションカンパニー」です。そのマイルストーンを2030年とする、新たな中期経営計画「Transformation for Growth SWCC 2030」が今年度スタートしました。2030年度に向けた目標を、営業利益400億円以上、営業利益率12%以上、ROIC15%以上として、大きな飛躍を目指した果敢な挑戦に挑みます。これまでのROIC経営をさらに高度化し、事業領域をグローバルに広げることで、あらたな成長ステージへの変革を推し進めてまいります。

 SWCCグループはこれまで、ROICを経営の軸とした事業ポートフォリオ改革による果断な構造改革を実行してきたことで、財務体質と稼ぐ力を大幅に強化してまいりました。政策保有株式や不動産の売却等による投下資本の圧縮と高付加価値製品の拡大や不採算製品の撤退等による収益力の強化を推し進めてきました。これにより、前中期経営計画「Change & Growth SWCC 2026 ローリングプラン2024」の2026年度目標である営業利益240億円、ROIC10%以上を1年前倒しで達成する見込みとなりました。

 今年度を初年度とする新たな中期経営計画「Transformation for Growth SWCC 2030」では、これまでの構造改革における「ROIC経営1.0」から、構造改革に加え成長投資による事業成長を生み出す「ROIC経営2.0」へと高度化し、キャッシュ・フローの最大化を実現します。これにより、成長投資と株主還元の両立を推し進め、TSR(株主総利回り)のさらなる拡大により、企業価値ならびに株主価値の向上を目指してまいります。

 持続的な事業ポートフォリオ改革では、競争優位性の高い戦略製品への成長投資を積極的に投下します。電力インフラ事業では、変電領域で高いシェアを誇る高電圧電力ケーブル用コネクタ「SICONEX®」、海外向け通信事業では、米国AIデータセンター向けに売上高を急速拡大している光ファイバリボン「e-Ribbon®」、半導体事業では、検査工程で使用されるプローブピンの品揃え拡充による全方位戦略が対象です。これら成長事業の売上高拡大により、2030年の収益目標へと加速してまいります。

 さらには、ビジネスディベロップメント(BD)戦略を通じてインオーガニック成長を加速するM&Aにも引き続き挑戦してまいります。既存の枠組みにとらわれず、視野をグローバルに広げ、成長事業と位置付ける半導体の事業領域を拡大し、あらたな付加価値による収益拡大を目指します。

 「いま、あたらしいことを。いつか、あたりまえになることへ。」

 SWCCグループは、「グローバルに挑戦を続ける100年企業」を目指し、多様性とチャレンジ精神にあふれる従業員のエンゲージメントを向上し、あらたな価値を創造するグローバル・ソリューションカンパニーとして、持続的な成長を実現してまいります。

 今後とも、変わらぬご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

SWCC株式会社
代表取締役 CEO 社長執行役員
小又 哲夫

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