SWCCは、1936年の創業以来培った豊富な要素技術を生かし、社会インフラを支える企業として、持続可能な社会に貢献しています。2019年にセグメント制を導入し、現在は「エネルギー・インフラ事業」と「通信・コンポーネンツ事業」の2つのセグメント体制で事業を展開しています。社会インフラを支える技術は、普段人の目には見えません。しかし、裾野は広く、産業・社会の多様なフィールドでニーズがあり、より豊かで快適な世界をつくりだすうえで欠かせない存在です。
以下、当社のセグメントごとの事業領域と戦略製品についてご説明します。
SWCCの基盤事業であり、創業以来電線・ケーブルを中心とした製品を世の中に送り出し、社会インフラを支えています。
発電所から家庭までをつなぐ多彩な製品、地震などの災害から人命やインフラを守る製品も扱っています。
電力ケーブル、電力機器製品、免震製品などを時代のニーズに適合させ、新しい時代を支える高品質な製品やソリューションを追求し、注力製品である「SICONEX®(サイコネックス)」を中核に、SICOPLUS®戦略による、電力市場でのソリューションビジネスを展開しています。
発電所で作られた電気は電力ケーブルで送られ、変電所を経由し、家庭、工場、ビルなど、それぞれに適した電圧に変換されて共有されます。当社は、電力ケーブル同士を接続したり、変電所内にある電力機器や電力ケーブルを接続するのに欠かせない電力接続部品を開発製造し、提供しています。
当社のSICONEX®シリーズは、革新的な絶縁技術を用いた、環境配慮型でコンパクトな高電圧電力ケーブル用コネクタです。主に電力送配電設備や変圧器、発電所および変電所で使われています。 環境性や耐震性、施工性を革新する独自の製品設計で差別化を実現し、時代のニーズを先取りするように電力インフラの課題解決に貢献してきました。今後も、さらなる高電圧化や、電力供給の新しいスタイルに適応していきます。
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電力インフラ ![]() |
建設関連 ![]() |
免震 ![]() |
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市場 | 変電所・送配電網・ 再生可能エネルギー |
ビル・工場・商業施設等の建設物 | ビル・商業施設等の建設物 |
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市場見通し |
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戦略 |
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強み |
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主な拠点 | 神奈川県、愛知県 | 三重県、茨城県、神奈川県 | 神奈川県 |
自動車、情報通信、産業用機器向けに、先進的な製品とソリューションを提供する事業です。高品質な素材技術を基盤に、自動車部品、電子部品(半導体検査装置等)、通信ケーブル、ワイヤハーネス、複写機用部品、FA用ケーブルなど、多岐にわたる製品ラインアップを展開し、高付加価値製品の拡充を図りつつ、グローバルに販売拡大と生産体制の構築を進めています。
近年ローカルエリアネットワークは、通信トラフィックの増大により、より高速かつ大容量なネットワーク構築の要求が益々高まっています。当社グループは、この市場要求に対し、高い技術力による新製品開発を推し進め事業を展開してきましたが、2021年、通信ケーブル事業のLAN用ケーブルを新ブランド『FLANTECⓇ(フランテック)』として統合しました。 今後はさらに、オフィスネットワーク市場のみならず、5Gサービスの普及や、IoTの浸透などにより、工場の自動化における産業用ネットワークや車載用の高速伝送など、新たなネットワークのニーズに対応していきます。
>>戦略製品 高速LAN用ケーブルブランド FLANTEC®(フランテック)について 詳しく見る
大量情報の高速処理を必要とする場面が、5G以降の6Gの実現を視野に世界で現実化しています。データセンタ物理層での効率化は不可欠であり、当社が提供するe-Ribbon®は、間欠接着リボンとして超細径高密度光ケーブルに使われますが、大量の光ファイバを収納でき、配線敷設工事の作業性を向上させる点から、大きな注目を集めています。当社は世界の超細径高密度光ケーブル市場に向けて、日本発のユニークな技術e-Ribbon®の普及・拡大を目指しています。
>>戦略製品 間欠接着リボン e-Ribbon®(イーリボン)について 詳しく見る
CO2排出抑制の観点からの「環境性」と自動運転を見据えた「機能性」に加え、運転者や同乗者の車内における「快適性」を高める車載電装品が注目されています。特に銅銀合金を使ったシートヒータやステアリングヒータは、寒冷地において、カーエアコンより効果的に暖めが出来るとして快適さが評価されています。EVやPHVではヒートポンプ技術と合わせ、バッテリー消費を抑え環境性も向上します。当社のヒータ線は、高い電気伝導と、高強度の屈曲性も兼ね備えたヒータ線を開発し、国内の高級自動車メーカーに向け提供しています。また、2025年に当社にグループインした株式会社TOTOKUでは、高耐久性・高品質のシートヒータを国内の大衆車向け自動車メーカーのほか、海外に向けても広く展開しているという強みを持っています。
>>戦略製品 銅銀合金(ヒータ線)について 詳しく見る
近年、電子部品の小型化によって、狭ピッチ電極の電子部品検査に適した超極細径のワイヤプローブが必要とされています。コンタクトプローブ、プローブピン、探針などとも言いますが、電子部品の導通検査などに使われています。 2025年、当社にグループインした株式会社TOTOKUでは、独自の製法により、極小部位への先端加工を実現しています。極細径、及び短い全長のプローブを得意とし、半導体検査装置メーカーへその高い技術力を提供しています。
>>戦略製品 半導体用超極細径のワイヤプローブ コンタクトプローブについて 詳しく見る
通信ケーブル ![]() |
モビリティ・半導体用 ![]() |
産業用 ![]() |
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市場 | 通信インフラ網、ADAS | xEV車・電子部品・半導体向けコンタクトプローブ・車載シートヒータ | 複写機・印刷機・白物家電・産業機器・汎用変圧器・国内産業用モータ |
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市場見通し |
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戦略 |
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強み |
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主な拠点 | 山梨県、宮城県 | 三重県、宮城県、中国(浙江省) | 神奈川県、三重県、中国(福建省)、ベトナム |
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