環境自主行動計画(ボランタリープラン)

環境中長期計画「Green Plan 2050」

 SWCCグループは、「ESG」や「SDGs」を考慮した事業活動ならびに環境活動を通じて、社会課題の解決に取り組んでいます。2020年に新たな環境ビジョンとして「2050年カーボンニュートラル達成」をキーワードに環境中長期計画「Green Plan 2050」を策定、長期ビジョンおよび2030年度目標を掲げています。こうしたビジョンを実現するため、環境自主行動計画の中で目的別に具体的目標を定めました。この2030年目標の達成と長期ビジョンの実現に向けて、さまざまな視点で社内インフラの変革を促し、環境配慮と経済性の両立の検討を進めています。

環境目的 2030年度目標 2050年ビジョン
地球温暖化防止 GHG(※)排出量を基準年(2024年度)実績より
25%以上削減(Scope1+Scope2)
15%以上削減(Scope3)
・カーボンニュートラルの達成
・環境貢献製品の創出
資源の有効活用 廃棄物原単位を基準年(2024年度)実績より
10%以上削減
・資源の持続可能な利用の推進
水資源の有効活用 水使用量を基準年(2024年度)実績より
10%以上削減
・水資源の持続可能な利用の推進

(※):Greenhouse Gas 温室効果ガス

第8次グループ環境自主行動計画(2026~2030年度)

 環境中長期計画「Green Plan 2050」で掲げた長期ビジョンおよび2030年度目標を実現するための行動計画として、第8次環境自主行動計画を設定しました。第8次環境自主行動計画では、対象範囲を国内外の全てのSWCCグループ会社に広げ、「2050年カーボンニュートラル達成」を目指した環境中長期計画「Green Plan 2050」をグループ全体で推進していきます。
 これまで「地球温暖化防止」として取り組んできたGHG排出量削減(Scope1+Scope2)は、当初2030年度の目標であった「2013年度比50%削減」を2024年度に達成したことから、新たに2024年度を基準とした目標を設定しました。また、サプライチェーン全体へ展開するScope3に関しても新たに目標を追加しました。「資源の有効活用」「水資源の有効活用」については、廃棄物原単位、水使用量原単位として2024年度実績を基準にSWCCグループ全体での目標値に更新しました。「地球温暖化防止」「資源の有効活用」「水資源の有効活用」はSWCCグループの非財務重要課題(マテリアリティ)にも掲げています。

環境目的 項目 到達目標または指標 備考
地球温暖化防止 温室効果ガス(GHG)排出量削減 2024年度実績を基準として、2030年度までに
GHG排出量(Scope1+Scope2)を25%以上削減、
Scope3を15%以上削減する。
目標設定範囲は連結会社
再生可能エネルギーの社内導入率を2030年度までに
50%以上とする。
目標設定範囲は連結会社
循環社会の構築 廃棄物の排出量削減 2024年度実績を基準として、2030年度までに
廃棄物※1排出量原単位※2を10%以上削減する。
目標設定範囲は連結会社
資源循環の推進 廃棄物のリサイクル率※3を監視、公表する。 重点監視項目とする
プラスチック使用量の削減 『プラスチック使用ガイドライン』による。 重点監視項目とする
水資源の有効活用 水使用量の削減 2024年度実績を基準として、2030年度までに
水使用量原単位※2を10%以上削減する。
目標設定範囲は連結会社
その他 有害化学物質の使用削減 『グリーン調達ガイドライン』による。 重点監視項目とする
環境貢献製品の拡大 『環境貢献製品ガイドライン』による。 重点監視項目とする

※1:無価物として排出される一般廃棄物および産業廃棄物の合計
※2:SWCCグループ全体の売上総利益を原単位とする
※3:リサイクル率=(有価物+マテリアルリサイクル+サーマルリサイクル) / (非リサイクル+有価物+マテリアルリサイクル+サーマルリサイクル)


■地球温暖化の防止(GHG排出量削減)

 2024年度の国内主要製造拠点のGHG排出量(Scope1+Scope2)は2013年度実績比で50%削減となり、当初に設定していた2030年度に50%削減の目標を前倒しで達成しています。新たな第8次環境自主行動計画では対象範囲を国内外の連結会社全体に広げ、2024年度比で25%以上の削減を目指す、より踏み込んだ目標設定としました。


■再生可能エネルギーの社内導入率(非化石由来のエネルギー含む)

 2025年度の国内主要製造拠点の再生可能エネルギーの社内導入率は33%となる見通しです。非化石由来電力の利用拡大などを推進することで、2030年度には国内外の連結会社全体で再生可能エネルギー導入率を50%にまで高めていく計画としました。


■2024年度(2024年4月1日から2025年3月31日) GHG排出量の第三者検証取得

 2024年度の国内主要製造拠点におけるGHG排出量(Scope1+Scope2)について、株式会社日本環境認証機構(JACO)によるISO14064-3に準拠した第三者検証を受け、検証報告書を取得しました。

・GHG排出量検証報告書pdf


■循環社会の構築

 事業拡大による生産量増加により活動量は増加すると見込んでいますが、資源循環効率を高めた生産活動を展開することで、2030年度には2024年度比で10%以上の廃棄物原単位の削減を目指します。また廃棄物リサイクル率とプラスチック使用量を把握し、資源循環の増加と投入量の削減に向けた取り組みも展開します。


■水資源の有効活用

 2024年度の国内主要製造拠点の水使用量は、2018年度実績比で35%削減となりました。老朽化した配管設備更新による漏水箇所の改善および冷却水の循環使用への変更により、水使用量削減の実効的な対策が進みました。
 2030年度に向けてさらなる生産量の増加を見込んでいますが、老朽化設備の更新と工場冷却水の循環使用を進めることで水資源の有効利用を行い、水使用量原単位の削減を図ります。

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