昭和電線ホールディングス株式会社
冨士電線株式会社
メタル通信ケーブル製造の仙台工場が始動
冨士電線 国内通信ケーブル事業再編の一環
冨士電線株式会社(本社:神奈川県伊勢原市、代表取締役社長:兒玉喜直、以下冨士電線)は、グループ会社である昭和電線ケーブルシステム株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役:川瀬幸雄、以下CS社)からのメタル通信ケーブル事業譲渡に伴い、2022年4月1日より、CS社仙台事業所(宮城県柴田郡柴田町)内で「冨士電線仙台工場」を始動させました。これにより、メタル通信ケーブルを含む一連の通信ケーブル事業の国内拠点再編が完了しました。生産体制の一層の効率化が図られ、新中期経営計画「Change & Growth SWCC 2026 」に掲げる2026年度の同事業売上高約180億円を目指してまいります。
■通信ケーブル事業の国内拠点再編について
国内通信ケーブル事業はこれまで、CS社の仙台事業所、冨士電線の伊勢原工場、甲府工場、青森昭和電線株式会社(2021年12月末解散、以下青森昭和)の4拠点体制で、主に光ファイバケーブルとメタル通信ケーブルの開発・製造を担ってきました。国内拠点再編では、4拠点体制から青森昭和を除く3拠点体制に集約するとともに、製造ラインの最適配置による合理化と効率化を進めてきました。その中でも、メタル通信ケーブルは、主要な開発・製造拠点である仙台事業所に、冨士電線甲府工場と青森昭和に分散していた同ケーブルの開発・製造機能の移転集約を進めてきました。
また、拠点再編と併せて、地震や豪雨等の自然災害への防災・減災対策を含む生産拠点強靭化も進めております。
■冨士電線仙台工場について
国内拠点再編と合わせた事業運営の合理化を目的に、2022年4月1日付で、CS社仙台事業所におけるメタル通信ケーブルの製造事業をCS社から冨士電線に譲渡しました。これにより、CS社仙台事業所内のメタル通信ケーブル工場は今後、冨士電線仙台工場として、メタル通信ケーブルを製造してまいります。なお、CS社のブランド製品は冨士電線に製造を委託し、引き続きCS社で販売を続けます。
■冨士電線仙台工場 概要
会 社 名 称 | 冨士電線株式会社 仙台工場 |
所 在 地 | 宮城県柴田郡柴田町 大字船岡字鍋倉1番地 |
建 屋 面 積 | 約18,000㎡ |
従 業 員 数 | 50人 |
主 な 製 造 品 目 | 漏えい同軸ケーブル、CCP、TKEV、FCPEV、消防用電線、電子ワイヤなどの開発・生産 |
工場外観 メタル通信ケーブル製造工程
■参考
・通信ケーブル事業の国内拠点再編について
https://www.swcc.co.jp/jpn/news/detail/2020/news_3262.html
・連結子会社間のメタル通信ケーブル製造事業の譲渡に関するお知らせ
https://www.swcc.co.jp/jpn/news/detail/2021/news_3735.html
以上
【本件に関するお問合わせ先】
昭和電線ホールディングス株式会社
経営戦略企画部 戦略課 IR・広報グループ
TEL:044-223-0520 FAX:044-223-0547