メタル通信ケーブル製造の仙台工場が始動 
冨士電線 国内通信ケーブル事業再編の一環

昭和電線ホールディングス株式会社
冨士電線株式会社

メタル通信ケーブル製造の仙台工場が始動
冨士電線 国内通信ケーブル事業再編の一環

 冨士電線株式会社(本社:神奈川県伊勢原市、代表取締役社長:兒玉喜直、以下冨士電線)は、グループ会社である昭和電線ケーブルシステム株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役:川瀬幸雄、以下CS社)からのメタル通信ケーブル事業譲渡に伴い、202241日より、CS社仙台事業所(宮城県柴田郡柴田町)内で「冨士電線仙台工場」を始動させました。これにより、メタル通信ケーブルを含む一連の通信ケーブル事業の国内拠点再編が完了しました。生産体制の一層の効率化が図られ、新中期経営計画「Change & Growth SWCC 2026 」に掲げる2026年度の同事業売上高約180億円を目指してまいります。

■通信ケーブル事業の国内拠点再編について

 国内通信ケーブル事業はこれまで、CS社の仙台事業所、冨士電線の伊勢原工場、甲府工場、青森昭和電線株式会社(202112月末解散、以下青森昭和)の4拠点体制で、主に光ファイバケーブルとメタル通信ケーブルの開発・製造を担ってきました。国内拠点再編では、4拠点体制から青森昭和を除く3拠点体制に集約するとともに、製造ラインの最適配置による合理化と効率化を進めてきました。その中でも、メタル通信ケーブルは、主要な開発・製造拠点である仙台事業所に、冨士電線甲府工場と青森昭和に分散していた同ケーブルの開発・製造機能の移転集約を進めてきました。
 また、拠点再編と併せて、地震や豪雨等の自然災害への防災・減災対策を含む生産拠点強靭化も進めております。


■冨士電線仙台工場について

 国内拠点再編と合わせた事業運営の合理化を目的に、202241日付で、CS社仙台事業所におけるメタル通信ケーブルの製造事業をCS社から冨士電線に譲渡しました。これにより、CS社仙台事業所内のメタル通信ケーブル工場は今後、冨士電線仙台工場として、メタル通信ケーブルを製造してまいります。なお、CS社のブランド製品は冨士電線に製造を委託し、引き続きCS社で販売を続けます。

■冨士電線仙台工場 概要

会 社 名 称 冨士電線株式会社 仙台工場
所  在  地 宮城県柴田郡柴田町 大字船岡字鍋倉1番地
建 屋 面 積 18,000
従 業 員 数  50人
主 な 製 造 品 目 漏えい同軸ケーブル、CCP、TKEV、FCPEV、消防用電線、電子ワイヤなどの開発・生産

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        工場外観             メタル通信ケーブル製造工程

■参考
・通信ケーブル事業の国内拠点再編について
https://www.swcc.co.jp/jpn/news/detail/2020/news_3262.html

・連結子会社間のメタル通信ケーブル製造事業の譲渡に関するお知らせ
https://www.swcc.co.jp/jpn/news/detail/2021/news_3735.html

以上

【本件に関するお問合わせ先】

昭和電線ホールディングス株式会社 
経営戦略企画部 戦略課 IR・広報グループ
TEL:044-223-0520 FAX:044-223-0547

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