電力接続端末 戦略ブランドSICONEX®
66~275kV フルラインナップの完成
-プラグインタイプ 超高圧275kVスマート気中終端接続部の実用化-

昭和電線ケーブルシステム株式会社

電力接続端末 戦略ブランドSICONEX®
66~275kV フルラインナップの完成
-プラグインタイプ 超高圧275kVスマート気中終端接続部の実用化-

 昭和電線ケーブルシステム株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:川瀬幸雄)は、北陸電力送配電株式会社 加賀変電所(金沢市)の増設工事向けに「プラグインタイプ 超高圧275kVスマート気中終端接続部」を適用したケーブル線路を建設し、2023223日より送電を開始いたしました。

 今回、同製品の実用化により、高電圧電力ケーブル用コネクタ「SICONEX®(サイコネックス)」は66kVから超高圧275kVまでのフルラインナップ(図1)が完成し、安定的な電力供給に向けた各電圧階級の変電所・発電所・送電線の建設工事において、大幅な工期短縮、接続作業の省力化、簡素化が可能となりました。

 当社は電力ネットワークの強靭化や発電所・変電所の更新・増強の市場拡大に向け、SICONEX®製品優位性を生かしたシェア拡大とともに、少子高齢化を背景とした技能労働者の減少に対応するための施工人員ソリューション「SICOPLUS®(サイコプラス)」を推進し、電力のさらなる安定供給に取り組んでまいります。

■超高圧275kVスマート気中終端接続部
 

 本製品は電力接続端末 戦略ブランドSICONEX®シリーズのコンセプトを踏襲した特長を有することで、電力ネットワーク市場のニーズに応えます。

図2:超高圧スマート気中終端 コンセプト

製品特長
工場での製品事前組立方式の採用

⇒工事現場での製品組立工程全体を当社比 約30%削減 【工期短縮】
⇒従来できなかった、出荷時の製品組立試験を実現 【信頼性向上】

電力ケーブル接続のコンセントプラグ化(プラグイン方式)の採用

⇒ケーブル接続時の加工長さを当社比 約85%削減 【省力化・簡素化】
⇒275kVケーブル接続 部品の共通化 【簡素化】

写真:加賀変電所に建設した「プラグインタイプ 超高圧275kVスマート気中終端接続部」

(参考)

■電力接続端末 戦略ブランドSICONEX®
https://www.swcc.co.jp/jpn/tech/technology/strength/vol04.html

【本件に関するお問合わせ先】
~照会先~
昭和電線ケーブルシステム株式会社 電力・インフラ営業部
TEL:044-223-0534 FAX044-223-0557
~報道機関お問い合わせ先~
昭和電線ホールディングス株式会社 経営戦略企画部 戦略課 IR・広報グループ
TEL:044-223-0520 FAX:044-223-0547

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