高電圧電力ケーブル用コネクタ「SICONEX®(サイコネックス)」生産能力を1.5倍に増強

昭和電線ホールディングス株式会社

高電圧電力ケーブル用コネクタ「SICONEX®(サイコネックス)」生産能力を1.5倍に増強

 昭和電線ホールディングス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:長谷川 隆代)は、昭和電線ケーブルシステム株式会社(本社:神奈川県川崎市、取締役社長:川瀬 幸雄)の相模原事業所(神奈川県相模原市)において、電力事業の戦略製品である、高電圧電力ケーブル用コネクタ「SICONEX®」の生産ラインを一新し、生産能力を現行の1.5倍に増強することを決定しましたのでお知らせいたします。

 近年、電力市場では、強靭化政策のもと、再生可能エネルギーへの移行や災害に強い分散型電力システムの導入および送電ネットワークの増強が進められており、さらには、老朽化による設備更新なども実施されています。当社SICONEX®は発電所や変電所などのケーブル接続工事に求められる、工期短縮、工事の省力化および簡素化を実現可能とし、耐震性にも優れることから需要は堅調に推移しております。この活況な市場環境のなか、今後さらなる売上高拡大の継続が見込まれることから、当社はSICONEX®の生産能力を増強し、今後の需要増に応えてまいります。

 本増強は、相模原事業所のSICONEX®生産ラインの設備増設をおこない、さらには再配置によりラインを一新することで、①製造レイアウトの最適化、②物品管理のシステム化と自動搬送、③ロボット導入による自動化、により生産効率化を推し進め収益力向上を実現するものです。

 今後、SICONEX®の生産能力増強をトリガーに、電力ケーブルや工事を含めたソリューションビジネスの売上高拡大をさらに加速させることで、電力事業において掲げる2026年度までの売上高目標300億円強をより確実に達成してまいります。

 投資総額は約20億円。2022年4月より順次稼働しながら2023年4月の完工を予定しています。

SICONEX®(サイコネックス)シリーズについて・・・・・・・・・・・・・・

 革新的な絶縁技術を用いた、環境配慮型でコンパクトな高電圧電力ケーブル用コネクタで、主に電力送配電設備や変圧器、発電所および変電所で使われています。環境性や耐震性、施工性を革新する独自の製品設計で差別化を実現しています。

SICONEX®(サイコネックス)シリーズについて
ブランドネームの意味

SICONEX®(サイコネックス)シリーズの適用マップ  ※SICONEX®は以下変電所・発電所にて使用

~超高圧ネットワーク送電系統・配電系統・分散化系統スマートCity~ 

SICONEX®(サイコネックス)シリーズの適用マップ

電力市場トレンドとSICONEX®(サイコネックス)のシェア拡大について電力市場トレンドとSICONEX®(サイコネックス)のシェア拡大について 

<参考>

*昭和電線ケーブルシステム株式会社  相模原事業所 
https://www.swcc.co.jp/jpn/company/pdf/sagamihara.pdf

*SICONEX®(サイコネックス)シリーズ 製品紹介
https://www.swcc.co.jp/jpn/company/outline/sagamihara/products.html#con02

【本件に関するお問合わせ先】

~照会先~

昭和電線ホールディングス株式会社  
事業戦略統括本部 経営企画部 IR・広報課
TEL:044-223-0520 FAX:044-223-0547

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