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超耐熱巻線

概要

超耐熱巻線は耐熱導体、セラミックで構成されており、有機絶縁で構成された通常のマグネットワイヤでは使用できない環境下で使用可能です。機器の高耐熱化、小型化、高機能化が可能です。

種類

品名 PIMK-C CEW DGCEW
構造
特徴 導体 ニッケルメッキ銅線を使用し、高温使用時の抵抗上昇を抑制できる
絶縁 セラミック層よりもポリイミド層が厚く、加工性に優れる。 ポリイミド層よりもセラミック層が厚く、PIMK-Cに比べ耐熱性に優れる。 CEW+ガラス絶縁 絶縁厚が厚くなり仕上り寸法が大きくなる。(占積率低下)
耐熱性 PIMK-C < CEW < DGCEW
耐加工性 DGCEW < CEW < PIMK-C
絶縁性(常温) PIMK-C = CEW < DGCEW
絶縁性(高温) PIMK-C < CEW ≦ DGCEW
サイズ範囲 0.80mm~1.5mm

用途

・高温モータ・コイル
・電磁誘導コイル
・高温リード線

特性

導体特性

導体特性

図1.耐熱導体の加熱による導体抵抗変化率

耐熱性

コイルの高占積化・大電流化が可能となります

図2.超耐熱巻線の耐熱絶縁特性(焼成なし)

コイルの高占積化・大電流化が可能となります

図3.超耐熱巻線の耐熱絶縁特性(焼成後)

使用上の注意

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