冨士電線株式会社
ケーブルの柔軟性を向上
FLANTEC®ブランド 細径型Cat.6A対応TPCC®6A(SD)を改良
冨士電線株式会社(本社:神奈川県伊勢原市、代表取締役社長:兒玉喜直、以下「当社」)は、SWCCグループの高速LAN用ケーブルブランド『FLANTEC®(フランテック)』のラインナップとして、超高速の10Gbpsの伝送が可能であるCategory 6A (以下、Cat.6A)規格に対応したU/UTP仕様細径タイプのLANケーブル「TPCC® 6A(SD)(10GigaSDコイル)」について、柔軟性(以下、可とう性)を改良し、施工が容易となった新仕様品を開発、2月より製造を開始しました。本製品の普及により、より快適なネット環境の構築に寄与してまいります。
可とう性質を向上した「TPCC® 6A(SD)(10GigaSDコイル)」
※TPCCは冨士電線株式会社の登録商標です。
■開発の背景
2019年12月に文部科学省が打ち出した「GIGAスクール構想」をきっかけに、教育機関以外のオフィスビルや商用ビルのネットワーク配線においても、10 Gbps伝送に対応したCat.6Aの需要が増加しています。当社「TPCC®6A(10Gigaコイル)」の需要も堅調に推移しておりますが、お客様からケーブルの可とう性向上に対する要望が多く寄せられており、2021年7月に改良品の製造販売を開始しています。このたび、細径型の「TPCC® 6A(SD)(10GigaSDコイル)」についても可とう性を改良しました。
■新仕様の特長
①ケーブルの可とう性向上
可とう性が低いと、ケーブルが硬く反発により施工しづらいという問題が生じますが、今回改良した「TPCC® 6A(SD)(10GigaSDコイル)」は、押え巻の材質を変更したことで、従来比約1.4倍の可とう性向上を実現し、施工時の作業効率向上に大きく貢献しています。
②ケーブル軽量化
可とう性の改良により、製品重量を従来比約1割軽量でき、輸送時のCO2排出量削減が期待できます。
Cat.6A規格に対応したケーブルは、今後もネット環境の高速化に伴う市場拡大が見込まれています。当社はLANケーブルの新しいニーズに対応すべく、引き続き製品の研究・開発・改良に努めてまいります。
<参考>
・高速LAN用ケーブル新ブランド戦略導入について 『FLANTEC™』始動 https://www.swcc.co.jp/jpn/news/detail/2021/news_3712.html
以 上
【本件に関するお問合わせ先】
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