社長年頭挨拶(社員向け挨拶要旨)

2024年01月05日

2024年新年のご挨拶

 新たな年を迎え、SWCCグループを代表して、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
 まずは、この度の本年1月1日に発生しました「令和6年能登半島地震」により亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被害に遭われた皆さまには心よりお見舞いを申し上げます。
 皆さまの安全と被災地の一日も早い復興、そして被災された皆さまの生活が1日も早く平穏に復することをお祈り申し上げます。
 昨年を振り返りますと、4月に「昭和電線」から「SWCC」へ社名を変え、「時代は変化でできている。私たちも変化をしないわけにはいかない」というパーパスのもと新しい船出をしました。経営戦略や管理などのコーポレート機能の強化、ビジネスサポート部門やカスタマーサポート部門など横串を刺すサービス部門の立ち上げを行い、この機能を充実させることが中期経営計画での改革の一つとなっております。また、昨年も原材料価格やエネルギー価格の上昇にさらされた1年でした。営業部門の継続的な価格交渉、製造部門のコスト低減や効率化活動、管理部門の数値化による業績の見える化など、皆さんの現状をしっかり把握しながら改革に取り組む姿勢が今の業績に結び付いております。本年度は創業以来の最高益を達成できるように力を合わせていきましょう。
 さて、今年は辰年でも「甲辰(きのえたつ)」と言い、「これまでに積み上げてきたものが、実を結ぶ年」とのことです。また、今年は私たちが企業改革に取り組んで5年になります。2022年度からはGrowthを掲げた新しい中期経営計画に挑んでおりますが、まだGrowthの軌道を描けているとは言えません。好調なエネルギー・インフラセグメント、車載製品や半導体関連製品にポートフォリオの変更をはかる電装・コンポーネンツセグメント、国内の電線事業は好調ですが国際経済の影響を大きく受ける通信・産業用デバイスセグメント、次の戦略を立てるコーポレート部門、お客様だけではなく業界動向や産業動向を見る営業部門、それぞれが成長フェーズを実現するための課題を抱えております。現在、中期経営計画のローリングを行っておりますが、見直しにおいては、当社グループおよび各セグメントの状況と課題を議論し、2026年を超えて2030年につながるプランを描き、これまでに積み上げてきたものが、実を結び、新たな力を蓄えられる年となることを期待しております。
 最後に、当社グループは変革の第2ステップです。これまでやってきた改革の流れを止めることなく、さらに成長する会社にならなければいけません。「変化していく時代に負けないように、自分も会社も変わっていくことが当たり前であること」を再認識して、今年やるべきことを実行していきましょう。そして今年が皆さんとご家族、当社グループにとってさらに良い年となるよう、ともに頑張っていきましょう。

以上

SWCC株式会社 代表取締役社長 グループ CEO

長谷川 隆代

【本件に関する問い合わせ先】

 SWCC株式会社 人事総務部 広報グループ
 TEL 044-223-0530

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