電動化への貢献へ モビリティ開発センター設立

2023年05月31日

SWCC株式会社

電動化への貢献へ モビリティ開発センター設立
 

 SWCC株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:長谷川 隆代、以下「当社」)は、電動化など大きな変革期にあるモビリティ市場への貢献を目的に、当社三重事業所(三重県いなべ市)を中心拠点とした「モビリティ開発センター」を設立しました。グループ内で分散していた知見や技術の横串展開が容易となり、今後はモビリティに必要な高機能線材へのシフトを加速させ、市場の発展や社会課題の解決に貢献します。

 
■設立の背景
 

電動化や自動運転技術の普及、車内空間の快適性など、モビリティ市場は100年に一度と言われる変革期を迎えています。旺盛な需要に対し、当社グループでも車載ヒータ線やリッツ線、電動車(xEV)向けの電装部品「バスバー」用の被覆付き平角線などの製造を通じたソリューション提案型ビジネスを推進してきた一方、研究開発部門は各事業セグメントで別々に進められていたことでリソースが分散していました。今春、事業子会社を吸収合併し誕生した新生・SWCCの発足と合わせ、電装・コンポーネンツ事業セグメントで従来の組織を横断した「モビリティ開発センター」を設立。開発機能の集約によりこれまで以上にシナジー効果を高め、新製品の投入・拡販のスピードを加速させます。

■今後について
 

今後の本格的な市場投入を見据え、モビリティ開発センターは三重事業所をはじめ、相模原事業所(神奈川県相模原市)、仙台事業所(宮城県柴田郡柴田町)にも設置しました。当社の技術開発本部や生産技術部とも連携を図り、三重事業所では主に車載用高機能巻線、相模原事業所では車載用電装部品、仙台事業所では高機能線材の開発をそれぞれ強化していきます。

【モビリティ開発センター】
拠点
主な開発品
三重事業所
(三重県いなべ市)
車載用高機能巻線
相模原事業所
(神奈川県相模原市)
車載用電装部品
仙台事業所
(宮城県柴田郡柴田町)
高機能線材

 当社グループは「モビリティ開発センター」の設立を通じて、製品の開発力を強化し、モビリティの電動化や自動運転の普及・発展に貢献してまいります。

(参考)
■xEV市場参入へ 車載バスバー用被覆付き平角線を開発
※旧昭和電線ケーブルシステム(株)時のプレスリリースとなります
https://www.swcc.co.jp/jpn/news/detail/2022/news_4217.html
■高機能無酸素銅「MiDIP®
https://www.swcc.co.jp/jpn/tech/technology/strength/vol01.html

以上

【本件に関するお問合わせ先】

SWCC株式会社  人事総務部 広報グループ
TEL:044-223-0530

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