2025年01月27日
SWCC株式会社
FLANTEC®ブランド Cat.6A対応製品が
JECTEC性能評価試験「適合」判定を受けました
SWCC株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役 CEO 社長執行役員 長谷川隆代)の子会社である冨士電線株式会社(本社:神奈川県伊勢原市、代表取締役社長 井上和彦、以下「当社」)は、SWCCグループの高速LAN用ケーブルブランド『FLANTEC®(フランテック)』のラインナップである10Gbps伝送が可能なCat.6A規格対応のTPCC 6A(U/UTP)シリーズが、第三者機関である一般社団法人 電線総合技術センター(以下「JECTEC」)でのCategory 6A(以下「Cat.6A」)LANケーブル性能評価試験において「適合」の判定を受けました。
TPCC 6Aシリーズ
■JECTEC「Cat.6A LANケーブル性能評価試験」について
近年、ローカルエリアネットワーク(LAN)は、通信トラフィックの増大や次世代の無線LAN規格(Wi-Fi 6E、Wi-Fi 7)の普及に伴い、ますます高速・大容量化が進んでいます。これに伴い、10Gbps伝送が可能なCat.6A LANケーブルの需要も拡大しており、現在、多数の製品が市場に流通しています。
このような背景の中、第三者機関であるJECTECが一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)と提携し、新たにCat.6AケーブルのJIS規格(JIS X 5150-1:2021)への適合性を評価し、適合製品を公開するための性能評価試験制度が発足しました。この制度は、2024年9月17日より開始され、お客様がCat.6A規格対応製品を安心して選択できる情報を提供します。
当社のCat.6A規格対応LANケーブルであるTPCC 6Aシリーズは、新制度開始に合わせてこの性能評価試験を受け、その初回の試験において「適合」の判定を取得し、2025年1月15日に適合品としてJECTECのウェブサイトに掲載されました。
これにより、当社のCat.6A LANケーブルは、規格性能を十分に発揮できる製品として、皆様に安心してご使用いただけます。
■評価試験の概要
(1)エイリアンクロストーク特性試験
複数のLANケーブルを多重に布設した場合の隣接したケーブルから発生するノイズであり、通信品質に影響を及ぼす「エイリアンクロストーク」の特性を測定
(2)パッチコード特性試験
LANケーブル両端にプラグを取り付け、一般的に使用する形状の「パッチコード」で通信品質に影響を及ぼす「反射損失」「近端漏話」の特性を測定
下表の5品種について、Cat.6A性能評価試験を実施、測定結果が規格を満足するものとして「適合」判定を受けました。
当社は今後もより高品質、高性能なLANケーブルをご提供するべく、製品の研究・開発・改良に取り組んでまいります。
<参考>
・Cat.6A LANケーブル性能評価試験(JECTEC ホームページ)
https://www.jectec.or.jp/testing-service/02cat_6alan/cat6a/
・冨士電線株式会社
https://www.tokyo-fuji.co.jp/
以 上
【本件に関するお問合わせ先】
~ 照会先 ~
冨士電線株式会社 東京事務所
TEL:03-5217-0911
~ 報道機関お問合せ先 ~
SWCC株式会社 経営戦略部広報グループ
TEL:044-223-0530 inq-sonota@swcc-g.com