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防振ゴムの簡易選定例

簡易選定例(建築用防振一般)

空調機器等を防振支持する場合、簡易的に以下の表にて選定する場合もあります。

防振装置の選定は、対象とする加振力・加振周波数、防振支持時の荷重、希望の防振効果(振動伝達率)等から選定・決定されますが、ここでは当社の実績に基づく簡易選定表による防振選定の例を示します。
建物の構造により、柔構造と剛構造に大別しその建屋用途と対象機械より防振等級を選択します。次に防振等級線図より、対象機械の振動数と等級から、それに見合う防振材を選定します。

一例として、高層建屋におけるマンションの上層階に大型送風機(1500rpm)を設置する場合、建屋構造は柔構造であり、「鉄骨、軽量コンクリートにおける中間、上層階」における「マンション」用途と「大型送風機」機械との交差する等級は「等級Ⅱ」となり、次に防振等級線図より1500rpmと「等級Ⅱ」との交点より「金属コイルスプリング」が選定できます。

推奨される防振等級

×印は設置不適
◎印は別途固体音絶縁を考慮すること。

防振等級線

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