Strength [vol.04]SWCCグループの技術を結集 電力変電システムの高信頼性と省力化に貢献するSICONEX®

Strengthvol.04

SWCCグループの技術を結集
電力変電システムの高信頼性と
省力化に貢献するSICONEX®
2021年3月30日公開

SICONEX®が解決した現場の課題

SICONEX®は、電力インフラのさまざまな課題を、新しい技術・アイデアで解決

1)プラグイン構造
従来の終端接続部は、現地にてすべての部品を組立ていたが、プラグイン構造を採用したSICONEX®は、電力機器に予め取付られたケーブルヘッドに接続材料を差し込むことで接続工事を行うことができるため、現地での省力化、工期短縮が可能となった。

プラグイン構造

2 )完全乾式(内部絶縁に油を使用しない)
従来の磁器がい管形気中終端接続部は、がい管内部に絶縁油を注入していた。SICONEX®のダイレクトモールド気中終端接続部は、固体絶縁を使うことで完全乾式の製品を作り上げた。それにより軽量・コンパクトで環境にも配慮した高信頼性を実現している。

完全乾式
磁器がい管とダイレクトモールド気中終端接続部の工程比較
磁器がい管とダイレクトモールド気中終端接続部の工程比較

3 )部品点数の低減
SICONEX®は部品をコンポジット化、プラグイン化と合わせ現地工事の簡素化、省力化を実現している。

SICONEX®を実現するコア技術

電力変電システムの高信頼性と省力化を実現するためにはさまざまな技術が必要となってくる

SICONEX®の技術は
エポキシ技術、ゴム成型技術、シミュレーション技術、界面接着技術、界面絶縁技術の5つのコア技術から成り立っている。
これらのコア技術を複合し、高信頼性と省力化に貢献する電力接続部品を生み出していく。

SICONEX®の技術

これからも電力インフラを技術で支えるSWCCグループ

電気の供給が途絶えることで、暮らしや産業に及ぼす影響は計り知れない。国や地方自治体は、電気を供給し続ける強い電力インフラの構築を急務と考え、幅広い分野の知見を結集し、直面する課題に取り組んでいる。
カーボンニュートラル実現に向かって普及する再生可能エネルギーなどの多様化する発電方法。生み出された電気は、すべて電力ケーブルや変電所を経て、家庭、ビル、工場などへ送られる。安定した電気を送るためには、電力ケーブルと電力機器を「つなぐ」ことが以前にも増して重要視されている。電力インフラの強靱さが求められる現代社会では、高信頼性と省力化に貢献するSICONEX®は"強い電力インフラ"の担い手として注目されている。

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