防振ゴム使用上の一般的な注意事項
- 許容荷重は、防振ゴムにかかる静荷重+動荷重の合計が、各防振ゴムに定められている許容荷重範囲内に入るようにして下さい。なお、動荷重が不明の場合は、静荷重が許容荷重の70%程度の範囲で選定することを推奨します。
- 防振ゴムのゴムと金具の間に引張荷重が作用するような取り付け方法は避けて下さい。
- 防振ゴムには、取り付け時に切傷等つけないようにご注意下さい。
- ねじれた状態での取り付けも避けて下さい。
- 防振ゴムのゴム表面には、塗料を塗らないようにご注意下さい。
- 防振ゴムの周囲をモルタルで仕上げるときは、ゴム部に達しないようご注意下さい。
- 一時的に高温の熱が作用するときは、ぬれ雑巾等にて冷却して下さい。
- 水中、海水にさらされる環境での使用は避けて下さい。
- 定期点検等にて、ゴム接着部の異状、ゴム割れ、金具の腐食等の異常のなきこと。
また、異常が認められる場合は速やかに交換することを推奨します。
- ネジの締付は、以下の締付トルク推奨値を参考にして決定して下さい。
注)防振ゴムを使用する場合には、別途図面あるいは仕様書等にて詳細をご確認下さい。