広い視野を持ったエンジニアとして活躍したい
これまで製品の設計から施工までを経験してきたことで、この知識があれば、設計段階から施工まで考慮した製品づくり・サービスの考案ができるのではないかと考えるようになりました。そのため、将来的には製品を含めケーブルシステム全体を見ることのできるエンジニアを目指したい。そうすることで、確実により良い製品・サービスの向上につながっていくと思います。

技術系施工管理
エンジニアリング部
地中線施工一課
T.S.
工学部 電気電子工学科卒
広い視野を持ち、
次世代の社会インフラを支える
安全かつスムーズな施工を
東日本エリアの電力会社向けに、電力ケーブル工事の施工管理を行っています。現地に電線を通し、お客さまの機器につなぐ仕事です。お見積もりから始まり、受注となれば現場調査。施工方法を策定し、施工図面・工程表を作成。工事の一括管理を行います。特に重要なのは現場調査で、実際の工事が安全かつスムーズにいくよう作業時の状況を想定し問題を抽出していくのです。お客さまともしっかりコミュニケーションを取り、実作業に入る現場社員へつなぐことが大切です。
常に敷設後を見据えて計画を練る
計画図面の作成でも、施工後の想定が重要です。例えば、電気を通すと伸縮するケーブルの熱伸縮対策。技術者とも相談を重ねながら図面を引くことも多々あります。敷設後の品質を担保するためには、計画段階の慎重さ綿密さが非常に重要です。私は入社してから3年間、技術部門で設計などを担当していましたが、これらのノウハウも存分に発揮できる場所ですね。
的確な指揮が現場を生かす
私は現場を管理するため、お客さまと現場社員の多くの声が届く立ち位置にいます。時には施工方法で板挟みになることもありますが、技術的に必要な工程の重要性を説明するなど、しっかりとコミュニケーションをとることでお互いに気持ちよく進めることができるよう注意しています。誰の力が欠けても最後までやり通すことのできない仕事ですから。
製品がエンドユーザーに届く喜び
自社の製品が実際の現場でどのように使われるのか、目にできないメーカーも多い中で、SWCCでは施工工事までを請け負っています。メーカーとして自分たちでモノづくりを行い、工事を行い、製品を最初から最後まで見届けられるのはなかなかないことではないでしょうか。しかも、私達が支えるのは日本の電力を支える特別高圧の送電線です。目に見える以上に多くの世帯に影響を与えるやりがいのある仕事です。
これまで製品の設計から施工までを経験してきたことで、この知識があれば、設計段階から施工まで考慮した製品づくり・サービスの考案ができるのではないかと考えるようになりました。そのため、将来的には製品を含めケーブルシステム全体を見ることのできるエンジニアを目指したい。そうすることで、確実により良い製品・サービスの向上につながっていくと思います。
*部署名は取材当時の名称です。