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技術系製造

電装・コンポーネンツユニット
線材製造部 三重線材課 技術グループ

K.N.

理工学研究科 応用化学専攻卒

新たな社会を拓く、
無酸素銅線の量産を支える

SWCCを
選んだ理由

唯一無二の無酸素銅線に感じた、大きな可能性

志望していた社会インフラ関連企業の中で、SWCCに最も大きな可能性を感じたのは「無酸素銅線」の存在です。調べてみると、国内唯一の製法により溶接時の不具合が少なく、自動車のモータや車載部品が求める形状に容易に加工できる特長を備えていました。まさに、これからの社会に不可欠な唯一無二の銅線。私はその製造に携わり、世の中を変えていく一翼を担いたいと考えたのです。

私の仕事

品質と設備の管理を通じて、事業の心臓部を支える

私の部署は無酸素銅線を連続生産できる日本で唯一のDIPフォーミングシステムを保有。電線、ケーブル製品の材料として利用される荒引銅線や伸線材を製造しています。1ヶ月で約5,000tもの製造量を誇り、SWCCの事業基盤を支える心臓部とも言えます。その中で私は、荒引銅線を細く伸ばして加工する伸線工程の品質管理と設備管理を担当しています。伸線材の品質はもちろん、工場全体の生産性までをも左右する責任の大きな仕事です。

私の1日

  • 8:00出社
    メールチェックの後、その日の業務と朝礼での報告事項を確認します。
  • 8:10ラジオ体操と朝礼
    毎日、広い工場を歩いて回るので、ラジオ体操で体をしっかり目覚めさせておくことはとても大切です。
  • 8:45設備の始業確認
    工場で、設備の始業状況を確認。不具合があれば速やかな原因究明に努めます。
  • 9:00事務作業
    品質向上や設備更新などに関する報告資料を作成します。
  • 10:30現場作業
    製造された伸線材の品質を確認。設備の問題について現場でヒアリングを行います。
  • 12:00昼食
  • 13:00会議
    品質向上に向けた取り組み、設備保全の方法論や新たな設備についての報告などを行います。
  • 15:00現場作業
    午前中のヒアリングに基づき、製造技術部門とメンテナンス対応について打ち合わせします。
  • 16:00事務作業
    営業部門とのやりとり、報告資料を作成します。
  • 18:00退社

私のやりがい

不具合解消に向けて、設備運用ルールを整備

加工された伸線材に、微細な傷がつくことがあります。これは製品パフォーマンスに影響をおよぼす重大な不具合であり、それを解消することは当部における長年の課題でした。私は入社してすぐ、傷による不具合一掃を目指すプロジェクトを担当。加工時に使用する潤滑液の濃度や量をある値に調整すれば傷が減ることに着目し、設備・機器の新たな運用ルールを整備しました。ルールを徹底してくれるオペレーターの方々の協力により、現在では傷による不具合はほとんど解消。品質向上と生産性アップに貢献できたことは仕事をする上で大きな自信になりました。

SWCCの魅力

いっしょに考え、導いてくれる先輩たち

コミュニケーションを通じて、ベテランが若手をしっかり導いてくれる会社です。例えば私の上長は「品質管理の匠」のような方ですが、不具合や設備の問題に取り組んでいる時は、決して答えを押し付けるようなことはしません。私の意見も取り入れながら、一緒に解決策を考えてくれます。他の先輩方もここぞという時のアドバイスで支えてくれるので、責任の大きな仕事も安心して取り組めます。

My Career Plan 私の挑戦

オペレーターが存分にその腕を発揮できる工場を目指す

私達の工場は現在、長く使ってきた設備を新しく更新する過度期に差し掛かっています。会社の心臓部を担う工場ですから、新しい設備の選定は慎重に進めていかなければなりません。これを機に私は品質管理・設備管理の担当として、本当に使いやすく安全な設備は何か、徹底して追求したいと考えています。オペレーターの人たちが匠の腕前を存分に発揮できる環境の実現を通じて、社会インフラや新しいクルマ社会を支える高品質な無酸素銅線を量産していくつもりです。

*部署名は取材当時の名称です。

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