日本発祥の技術で、世界を驚かす
海外の学者や技術者の方々と話をして実感するのは、常に彼らが新しい市場や次のイノベーションに目を向けているという点です。SWCCも負けてはいられません。今後、自動運転の光制御が本格化されるなど、私達が持つ技術への期待はさらに高まっていくでしょう。このチャンスをしっかり捉え、世の中の動きも社内の人々の想いも見据えながら、日本発祥、SWCC発祥の技術と製品で世界を驚かせたいと考えています。

技術系研究開発
通信システムユニット
技術部 技術課 課長
K.T.
理学部 自然科学研究科 物理学専攻卒
想いをひとつに、
世界を驚かすものづくりに挑む
技術を通じて、つながる社会を支える
私達の暮らしや社会には、さまざまな情報を安全にやりとりし、快適につなぐ技術が欠かせません。通信システムユニットは、大容量・高速通信の担い手である光ファイバケーブル、移動体通信や道路交通、CATV用のメタル通信ケーブルといった製品を世に送り出し、つながる社会を支え続けています。その中で技術課は各種製品の設計・開発を行っており、私は統括責任者として既存製品の品質向上やコスト削減、新製品の開発を指揮する立場として働いています。
SWCCの技術を、世界にアピールする
技術進化が加速する電線業界において、立ち止まることは許されません。革新的な素材やスペック、従来難しいとされてきたシーンへの適用など、技術の可能性を常に追い求め、その成果を学者や専門家が集う学会で証明することは非常に重要です。私は技術者の代表として日々の業務と並行しながら論文を執筆。数か月に一度のペースで行われる国内外の学会に参加し、新製品、新技術のアドバンテージを内外に広く訴える活動を行っています。
開発を通じて、社内の想いをひとつする
設計・開発を担当する技術課は、SWCCのものづくりのスタート地点であるばかりか、研究、製造、品質保証といった社内の各部門を取りまとめる役割をも果たしています。学会発表に力を入れている私ですが、対外的な評価がどんなに優れていても、現場に無理をさせていては、その製品は失敗だと考えています。不良品を徹底して抑える、一定の品質を確実に担保するなど、各部門が掲げるミッションを理解した上で議論を重ね、開発を通じてみんなの想いをひとつにしたいと考えています。
若くても、世界を相手に勝負できる
先日アメリカで行われた学会での私達の発表テーマは、飛行機の制御に関する光ファイバの新技術でした。実はSWCCは飛行機への光ファイバ適用を世界で初めて実用化した会社です。世界を相手に、日本人の強みであるものづくりで勝負できる。しかも、大手企業に比べて企業規模が小さい分、若いうちから大きな仕事に関われる。この2つの大きなやりがいこそ、SWCCで働く魅力と言えるのではないでしょうか。
海外の学者や技術者の方々と話をして実感するのは、常に彼らが新しい市場や次のイノベーションに目を向けているという点です。SWCCも負けてはいられません。今後、自動運転の光制御が本格化されるなど、私達が持つ技術への期待はさらに高まっていくでしょう。このチャンスをしっかり捉え、世の中の動きも社内の人々の想いも見据えながら、日本発祥、SWCC発祥の技術と製品で世界を驚かせたいと考えています。
*部署名は取材当時の名称です。