進化する時代に応えるキーパーツとしてのローラを
世間ではペーパーレスと言われ、事務機器は減少していくと言われているなか、医療現場での活用など、事務機器の技術が求められるシーンはオフィスの外へと広がり、ローラは今後もその活躍を支える重要なキーパーツであり続けるはずです。つくって売って終わりではなく、市場投入後も改善を加えながら製品を進化させていくことができるのが、この仕事のいちばんの醍醐味。これからもお客さまと共に歩みながら、時代のニーズに応えるローラを届け続けていきたいと考えています。

事務系営業
通信デバイス営業部
情報機器営業課
M.I.
OA科卒
お客さまと向き合い、
明日の製品の姿を描く
事務機器を支えるローラの開発
SWCCの事業の面白さは、その技術力を活かして生活や仕事の身近なシーンを支える多彩なものづくりを行っている点にあると思います。そのひとつが、事務機器のキーパーツであるローラの開発です。私が所属する通信デバイス営業部 情報機器営業課では、このローラの新規開発と既存製品の品質向上・コスト改善をミッションに、事務機器メーカーのお客さまと工場の間の橋渡しを行っています。ライン長である私の主な役割は、製品開発の進捗状況や予算の管理、定期的な顧客訪問による情報収集と提案活動です。
どんなに忙しくても、できる限り足を運ぶ
とても精密なものづくりの技術が要求されます。よりよい製品をつくるためには、お客さまのニーズとSWCCが持つ技術、そして現場の意見を私達営業がきちんとすり合わせることが必要です。ですから私はどんなに忙しくても、できる限りお客さまの元に足を運び、細かい部分までコミュニケーションを重ねるようにしています。営業ではなくパートナーとしてお客さまに向き合うことを大切に、あるべき製品の姿とその実現方法を共に描き出したいと考えています。
何よりもスピード感が大切
今、私達の課で扱っているローラは数十種類に上ります。さらに新製品の開発までもが加わる中、お客さまからの要望に確実に応えるためには何よりもスピード感が必要です。言われてから動き出すようでは、他社にリードを許してしまいます。定期訪問を通じてお客さまの課題をいち早く掴み、他社の動向を把握した上で、解決策を考える。そして社内調整をした上で、素早く提案することを心がけています。
成長を支援する、人に優しい風土
現在の部署に配属された当初は、ローラに関する知識が全くなく、お客さまが話す内容さえ理解できず大変苦労しました。そんな頃、私を支えてくれたのが、どんな質問にも嫌な顔ひとつせず丁寧に答えてくれた同僚や先輩、製造現場の人たちの優しさです。SWCCにはこうして互いを支え合う優しい文化が根付いていると思います。私も部下や若い社員に寄り添いながら、彼らの成長をサポートしたいと考えています。
世間ではペーパーレスと言われ、事務機器は減少していくと言われているなか、医療現場での活用など、事務機器の技術が求められるシーンはオフィスの外へと広がり、ローラは今後もその活躍を支える重要なキーパーツであり続けるはずです。つくって売って終わりではなく、市場投入後も改善を加えながら製品を進化させていくことができるのが、この仕事のいちばんの醍醐味。これからもお客さまと共に歩みながら、時代のニーズに応えるローラを届け続けていきたいと考えています。
*部署名は取材当時の名称です。