組み合わせ事例4
- 「天然ゴム系積層ゴムアイソレータ」+「弾性すべり支承」+「錫プラグ入り積層ゴム」
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「天然ゴム系積層ゴムアイソレータ」+「弾性すべり支承」のシステムに、「錫プラグ入り積層ゴム」の減衰を組み合わせたシステムです。小さい地震では「錫プラグ入り積層ゴム」の減衰でブレーキをかけ、大きい地震では「弾性すべり支承」がすべることで摩擦によるブレーキを発揮します。
- 天然ゴム系積層ゴムアイソレータ
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- 「天然ゴム系積層ゴムアイソレータ」は、天然ゴムと鋼板を積層することで建物の荷重を支えつつ横に変形しやすい軟らかい構造になっています。
- 天然ゴムを主成分とするゴム材料を使用しているため、弾性に富んだ線形の特性を実現しています。
- Φ500~Φ1500まで幅広いラインナップをご用意しています。
- せん断弾性率の組み合わせで、同じ形状でも異なる剛性の選択が可能となります。
- ゴム材料は低弾性ながらクリープが小さい配合を開発して採用しています。
- 弾性すべり支承
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「弾性すべり支承」は、建物の荷重を支えながら、小さな地震時にはゴム部が軟らかく変形することで揺れを軽減します。
大地震時にはすべり材がすべり板上を自由に摺動し、そのときの摩擦エネルギーで地震力を吸収します。
すべらせることで加わる地震力を低減するものです。 - 低層建物から高層建物まで幅広い対応が可能になります。
- 低摩擦(μ=0.0104)、中摩擦(μ=0.081)、高摩擦(μ=0.094)の、3種類のすべり材を取り揃えています。
- すべり始めてからの剛性はないため、免震層全体の剛性が低減でき、従来にない長周期免震を実現できます。
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「弾性すべり支承」は、建物の荷重を支えながら、小さな地震時にはゴム部が軟らかく変形することで揺れを軽減します。
- 錫プラグ入り積層ゴム
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