日本の経済や暮らしを支えているのは、電力であり、今や最も大切な社会インフラの一つです。電力は様々な地域の発電所から膨大なネットワークの送電設備を使って、安全に安定的に送り届けられていますが、都市部エリアなどの電力供給は道路の下に敷設された地中送電線により賄われています。日本の送電設備は事故率が低く、諸外国と比べて非常に高い信頼度を有しています。
エステックは、世界に誇る地中送電設備(管路・ケーブル・付帯設備)の新設・撤去工事の他、設備の点検・改修などの保全業務を担務しています。弊社は、昭和51年7月に昭和電線電纜株式会社(現、SWCC株式会社)の全額出資により、東京電力株式会社(現、東京電力パワーグリッド株式会社)殿の「地中送電設備の保守業務」を主体に行うことを目的に誕生いたしました。
それ以降、新たな業務ノウハウを蓄積し、現在では電力ケーブル及び付帯設備の点検・補修・新設・改良取替に関する設計及び施工を始め、照明・排水・換気設備の設計及び施工、地中管路設備の新設・撤去、洞道・マンホールなどの躯体補修・止水工事、地中送電設備の巡視パトロールなど、業務の拡大と技術開発に努め、総合電設会社として高い評価をいただいております。
また、近年はそれらの業務で培いました「管路設計から特高ケーブル敷設・接続」までのノウハウを再生可能エネルギーの自営線工事に活かしています。
弊社は、今後も「Speedy」「Safety」「Service」の3つの「S」を通じて、電力の安定供給を支えていくと共に、地域社会の皆さまに安心と信頼で貢献し続けるよう努力してまいります。
代表取締役社長
戸谷 敦