事業紹介

設備維持

「設備維持」は「渉外部」が対応しています。

私たちの日々の生活に欠かせない電気を安定的に供給するため、都心部を中心に道路下に埋設されている特別高圧地中送電線路や様々な電力設備を事故から守るため、東京・神奈川・千葉・埼玉・静岡の5都県にわたり対応させて頂いております。

【掘削点検・管路掘削補修・道路本復旧工事】は、地下に埋設されている当該設備の状態を掘削して調査・確認を行うことを基本としつつ、近隣の地下空間の空洞状況を把握するなど他インフラ企業殿含め道路下の健全な状態を把握することを狙いとして行う点検業務も担っており、年間受注件数の1/3を占め、業務の中心となっております。

【マンホール調整工事】は、他社殿の道路舗装工事に伴い、マンホールの蓋の高さを道路舗装の高さに合わせる作業を行っております。
道路舗装の解体に併せてマンホールの蓋を仮設舗装の高さに併せて設置、再舗装のタイミングに合わせて新しい舗装面の高さに合わせてマンホールの蓋を設置してマンホール周辺を舗装する「2度調整」、もしくは当日施工で新しい舗装の高さに合わせる「1度調整」が主流となっております。
また、自発工事で東京電力殿マンホール周囲の舗装が沈下クラック等があり1度調整にて補修することもあります。


【巡視・立会業務】は他インフラ企業殿(水道・下水・ガス・電話・道路等)が工事等行う際に、電力設備に影響が生じないよう、事前の外傷事故防止に関わる各種協議内容を把握しながら、様々なノウハウを活用しつつ、当該工事現場等で直接指導・助言等を行い、事故の未然防止に取り組むものです。

上記業務のほかに「無電源自動消火装置」の取り扱い、「非開削工法による埋設物撤去工法」にも対応しております。

「無電源自動消火装置」は、近年発生した洞道内OFケーブル火災事故に対し、初期消火の重要性と、電源確保が極めて困難な環境に対応する無電源の消火設備を開発、実用化に成功し多数の納入実績を残しております。

また、近年の新たな地下埋設物・構造物が、地面を掘り返すことによる埋設管路・ケーブルの除去・更新を難しくしておりましたが、2種類の「非開削工法による埋設物撤去工法」の実用化成功により、電力会社殿を含めた多数の施工実績を結実させました。