お取引先との関わり(サプライチェーン)

基本的な考え方

 昭和電線グループでは「昭和電線グループ調達方針」を策定し、付加価値のある製品を安定的に提供できるようにお取引先と良好な協力関係を築けるように取り組んでいます。

昭和電線グループ調達方針

  1. 法令と社会規範を遵守し、公平且つ公正な取引を行います。
  2. お取引先との相互信頼を第一に考え、お互いがベストパートナーとなり得る関係を構築します。
  3. 安定した品質と納期、継続的なコスト低減努力、弛まぬ技術開発力を高く評価します。
  4. 地球環境に配慮した資材の調達を進めます。
  5. お取引先からの不適切な利益供与は受けません。

● CSRアンケートの実施

 昭和電線グループでは社会的な要請を踏まえて、お取引先とともに果たすべき社会的責任の基本的な考え方、お願いしたい事項を「サプライチェーンCSR推進ガイドライン」としてまとめています。
 昭和電線グループは、主要なお取引先に対し、ガイドラインへの取り組み状況をアンケート形式で調査しています。アンケートの内容は、「サプライチェーンCSR推進ガイドライン」に記載の項目にお取引先の原料調達先への働きかけなどを加えた全53項目の取り組み状況について、5段階で評価しています。

CSRアンケートの結果

アンケート実施期間
2021年5月~6月
アンケート対象先
123社
アンケート回収率
94%(116社)
アンケート設問数
53項目
全項目平均点
(5点満点中)
4.42点

 アンケートを分析した結果、総合評価において昭和電線グループが求める水準の取り組みができているお取引先(評価A以上)は81%となりました。
 項目別の分析では「反社会的勢力への対応」が最も高く、すべてのお取引先が満点に近い点数となりました。一方で「国際社会への対応」、「BCMへの取り組み」、「サプライチェーンCSR推進(調達先への働きかけ)」においては課題が残る結果となりました。
 今後の対応として、今回実施したアンケート結果をさらに精査した上で、お取引先に対して結果のフィードバックと、より詳細な実態把握のためのヒアリングを行います。特にB、C評価のお取引先に対しては改善支援などを行い、PDCAサイクルを確立・定着させることで、CSR調達方針の浸透およびサプライヤーと共同でのレベル向上を図ります。
 今後もCSRアンケートを継続的に実施する中で、上記課題への対応を含め持続的なサプライチェーンの構築に向けた取り組みを進めていきます。

評価別割合
カテゴリ別平均点

グリーン調達

 「“かけがえのない地球”環境を、健全な状態で次世代に引き継いでいくことは現存する人間の基本的責務」との認識に立って、資材調達活動においてもその必要性を十分に考慮した購入を心掛け、環境に与える負荷ができるだけ小さい製品の優先的購入を進めるべく「グリーン調達ガイドライン」(当社ホームページ https://www.swcc.co.jp/hd/company/material.html別ウィンドウで開きます 参照)を策定・公開しています。また、ホームページを通じて、以下に掲げる環境に配慮した製品の提案を広く募集しています。

1. 資源採取から廃棄まで(製品のライフサイクル)、以下の考慮が製品及び梱包になされている。

  • 環境汚染物質等の削減
  • 省資源・省エネルギー
  • 再使用可能
  • リサイクル可能
  • 再生素材等の利用
  • 処理・処分の容易性

2. 情報発信

  • 新たな環境技術
  • 具体的な取組みの事例紹介

調達におけるBCP対策

 近年コロナ禍での世界的な物流混乱や日本各地での自然災害など資材調達を取り巻く環境にも変化が起きていますが、それらへの対応を通じて知見を蓄積し、より安定した調達・物流の実現を目指しています。
 一例ではお取引先の生産拠点を可視化した「調達マップ」を作成し、これを用いることで災害など発生時の迅速な対応と代替材料の購入検討に役立てています。また製造部門、営業部門と「重要製品」の洗い出しを行い、その製品に使用される材料は複数地域から購入できるよう供給体制の整備を数年単位で進めております。

物流の最適化

 物流における環境負荷低減の取り組みを進めています。昭和電線グループ内に物流専門の会社を持つ強みを活かし、最適な物流の検討を行っています。実施例ではお取引先の倉庫への資材引き取りとその帰り便の活用や、まとまった貨物を遠隔地に輸送する際は環境負荷の小さい鉄道輸送に切り替えるなどの施策に取り組んでいます。

物流の最適化実施例
物流の最適化実施例