Advance [case04]

Advancecase04

高まり続ける電力インフラの強靭化ニーズ
昭和電線のSICONEX®がその一翼を担う

電力インフラニーズに対応するための電力接続部品SICONEX®

SICONEX®(サイコネックス)は、昭和電線グループが、長年培ってきた技術を結集させて開発した高性能な電力接続部品だ。SICONEX®の名前の由来は、「Smart Intelligent Connector」であり、洗練された知能・英知を結集した電力接続部品を意味する。暮らしに欠かせない電力インフラを支え続けるSICONEX®の誕生、実態、そして今後の動向に迫る。

発電所でつくられた電気は電力ケーブルで送られ変電所を経由し、家庭、工場、ビルなど、それぞれに適した電圧に変換されて供給されている。電力ケーブル同士を接続したり、変電所内にある開閉器や変圧器などの電力機器や電力ケーブルを接続する端末として欠かせないのが電力接続部品だ。
当社グループでは1980年代中ごろからSICONEX®の先駆けともいえるコンパクトな終端接続部の開発に着手した。
1980年代後半に最初に製品化したT形終端接続部は、電力機器のコンパクト化、省スペース化を可能とするものであり、変電所内の電力機器と電力ケーブルを繋ぐ接続点として電力変電所や工場で採用されている。また、その開発で培った技術は絶縁油等を用いない完全乾式で、環境配慮型製品でもあるダイレクトモールドなどにも展開している。
電力インフラの強靭化や高電圧化などのニーズの高まりに伴い、現在も留まることなく進化しつづけている。

SICONEX<sup>®</sup>

小型化・軽量化に省力化と安全性を実現するSICONEX®

SICONEX®は、取り扱いやすさと使いやすさを求めて小型化、軽量化を図り、プラグイン構造を適用することで現場での必要な部品点数を大幅に削減し、施工性を向上させたことにより省力化と安全性を実現させた。

1)T形終端接続部
電気を運ぶためには変圧器などの電力機器と電力ケーブルを接続する必要があり、その接続点を終端接続部という。SICONEX®のT形終端接続部は、電力機器の縮小化や組立スペースの確保を可能にしている。
製品ラインナップとして終端接続部内に直流/交流断路機能、電力機器耐圧用課電口を設けたT形終端接続部がある。

2)ダイレクトモールド
ダイレクトモールドは、エポキシブッシングの表面にシリコーンゴムを直接モールドした完全乾式の固体絶縁構造で、内部の充填物として絶縁油を使わずエポキシ樹脂を使用したことにより高い環境性と安全性を実現した。完全乾式の固体絶縁構造であることで、取付向きに自由度が高く、漏油リスクが少ない特長を持つ。
またダイレクトモールドは、小型化・軽量化で巨大地震でも共振しないことから耐震性に優れている。

ダイレクトモールド

3)スマートケーブルヘッド
スマートケーブルヘッドは、電力機器とCVケーブルを接続するための製品であり66/77kVから275kVの電圧階級接続部をラインナップしている。スマートケーブルヘッドを採用する事により、電力機器並びに変電所のトータルスペースを縮小化することが可能になった。

スマートケーブルヘッド BEFORE → AFTER

暮らしを支える社会インフラの実現へ

「圧倒的にコンパクト」「環境に優しい」「省力化を実現できる」「工期短縮できる」を実現するSICONEX®は、強靭化が求められる電力インフラニーズにマッチしている。
当社グループでは、高圧化ニーズに対応したケーブルの技術開発とともに、電力接続部品での存在価値を今後も追求し続けていく。
電力インフラの強靱化が求められている日本では、これからもSICONEX®の存在価値がますます高まっていくだろう。

※SICONEX®は、昭和電線ケーブルシステム株式会社の登録商標です。

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